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スペシャル対談

未来を知る

スペシャル対談 スペシャル対談

これまでと、これからと。
木曽路の歩みと未来を語り合う。

勤続20年のベテラン社員2人と、人事部の中堅社員が考える会社の未来とは。今までの木曽路の歩みを振り返りながら、これから私たちが向き合うべき課題を、対談形式で語り合いました。

営業企画本部長 澁谷 竜彦 1997年4月入社

立地開発本部長

澁谷 竜彦

1997年4月入社

営業部 副部長 園山 貴之 1997年4月入社

営業部 エリアマネジャー

園山 貴之

1997年4月入社

人事部 採用担当 福島 彩香 2012年4月入社

人事部

福島 彩香

2012年4月入社

SPECIAL TALK

お客さまはもちろん、スタッフも大切にできる会社へ

本日はよろしくお願いします。私は木曽路の店舗で接客長を経験した後、人事部に配属となりました。まだ慣れない部分もありますが、採用担当として学生さんにもっと会社の良さを伝えていくために、まずはこれまでの会社の歩みについてお聞かせいただければと思います。

私たちは同期で入社し、勤続20年以上になります。園山さんはこの20年で、木曽路はどのように変わってきたと感じますか?

ここ数年は福利厚生の充実など、働き方改革が進んできているのを感じます。私は素材屋や木曽路での店長職、労働組合の専従を経て、現在の木曽路名古屋営業部へ異動してきましたが、労働組合で他社の働き方を見て、木曽路に限らず、どの会社でも労働環境の整備が求められている時代だと感じました。

お客さまはもちろん、スタッフも大切にできる会社へ

そうですね。私の部署では営業部全般の売上などをまとめる役割ですが、導入した頃は取得率20%だった5連続休暇制度も、今や90%の社員が取得しています。当初は「休むことに罪悪感がある」などネガティブな声もありましたが、現在では会社全体で取得を促しています。

私が入社した頃から5連続休暇制度はありましたが、お店が年中無休ということもあり、最初の2年は取得できなくて。今では事前にしっかりコミュニケーションをとり、全員が半強制的に取得できていますよね。私は連休を利用して沖縄旅行をしました。やはり休日にしっかりリフレッシュできると、仕事への意欲も増します。

木曽路は昔から真面目な社員が多く、堅実な会社ですが、悪く言うと古い体質の部分があったんですよね。今は働き方も含め、伝統を重んじる体質から脱皮する転換期と言えるでしょう。

お客さまはもちろん、スタッフも大切にできる会社へ

以前のようなお客さま第一主義から、今後は働くスタッフも大切にするような風土へとさらに変わっていくべき時ですよね。まさに挑戦の真っ最中です。

女性としては、結婚を機に退職してしまう先輩を見てもったいなく感じていました。育児休暇の取得や時短勤務も、制度はあるものの一部の人が活用しているのみでしたが、最近は取得者が増えてきています。さらに働きやすい環境を作っていきたいですね。

ワークライフバランスや女性が長く働ける環境づくりなども、今後さらに充実させていきたいと思います。

求めるのは、木曽路の未来に新しい風を吹かせる人材

お客さまの傾向については、どのような変化がありましたか?

もともと節目のお祝いや晴れの日のご利用は多かったのですが、最近はお食い初めのニーズが増えたように思います。

子どもの数が減った分、一人に使う金額が大きくなっているんでしょうね。また、今やスーパーやコンビニの惣菜が普及し、中食ニーズの需要が増えているなかで、どのように戦っていくかが難しい部分ではありますね。過度なサービスを求めていないお客さまもいらっしゃるので、見極めていかなければなりません。

見えないところにまで目が行き届くおもてなし空間こそ、木曽路の強みだと思いますので、そこは守っていきたいところですね。時代とともに、アレルギーや好き嫌いに対する対応など、お客さまが求める要望のレベルが高くなっていますが、できる限り応えていきたいと思っています。

求めるのは、木曽路の未来に新しい風を吹かせる人材

おもてなし重視の接客スタイルは、いつから始まったんでしょうか。

個人的な感覚ですが、リーマンショックなどを経て売上が伸び悩んでいた際に、原点回帰して顧客満足を高めることに力を注いだことがルーツの一つだったのではないかと思います。

当時のピンチをチャンスに変えたんですね。私は当時、木曽路で店長をしていましたが、お客さまの名前と顔はもちろん、好みまで把握するというこだわりを守っていました。あとピンチをチャンスに変えたと言えば、「フグ」や「カニ」のメニューは、狂牛病の報道で牛肉が売れなかった時の打開策で始まったんですよ。

そうだったんですね。確かにフグを目当てで来店されるお客さまも多くいらっしゃいますし、今や木曽路の人気メニューにもなっていますね。時代の流れに合わせて様々な取り組みをすることは木曽路の強みだと思います。

求めるのは、木曽路の未来に新しい風を吹かせる人材

話は変わりますが、お二人は木曽路に入社して良かったと思うことはありますか?

プロ意識を持った仲間であり先生が、身の回りにたくさんいることですね。

ありとあらゆるノウハウを持った先輩がいて、そして自分自身も経験できるのはこの会社ならではだと思います。調理の知識から店長職としてのマネジメントスキルまで、幅広い能力が身につきます。

いろいろな立場でノウハウを吸収できますよね。私も店舗での経験があるからこそ、今、働く楽しさを伝えられる立場としてやりがいを感じています。木曽路は、「もっとこんなことに挑戦してみたい」という明るく前向きな人が活躍できる会社だなと思います。

そうですね。今後はますます、若くして店長職に抜擢される人も増えていくと思いますし、若手にチャンスがある会社ですね。30歳で部下30〜40人を抱え、売上3〜4億の店を担う経験は、他社だとなかなかできないのではないかと思います。

若い人には、新しい発想で柔軟なアイデアをどんどん発してもらいたいですね。私たちの伝統と固定概念をひっくり返すようなパワーのある人は、特に大歓迎です。

本日はありがとうございました。

求めるのは、木曽路の未来に新しい風を吹かせる人材

対談を終えて

長き伝統があるからこそ、守るべきものと、変わっていかなければならないことがあります。
今回の対談という機会があったことで、改めて会社の魅力や課題を再認識するとともに、これからの木曽路が必要とする人物像がいっそう明確になりました。

対談を終えて